内科は広く健康に関わる治療をしているので、病院でどの科にかかればいいか迷った時には、一般内科を受診するといいです。国民病にもなりつつある生活習慣病の相談もできますし、糖尿病の相談も内科ですることができます。糖尿病を放置していると、だんだん手足のしびれを感じたり、もしかしたら失明という事態にもなりえます。腎不全などといった重大な合併症まで引き起こすこともあるので、気を付けないといけません。

糖尿病は血液中のブドウ糖の高い状態が継続してしまう病です。何も対処をしないままだと、体内の臓器が障害を受けることになります。 糖尿病になると合併症が怖いのですが、おおきな3大合併症と言われているのは、神経障害と網膜症、それから腎症です。もっと怖いのは生命の危機にもなるもので、心筋梗塞や脳出血もありますし、脳梗塞を発症することもあります。

厄介なことに糖尿病は、本人にあまり自覚が持てません。ゆっくりと、誠にしなやかなペースで、体の中を蝕むためです。自覚症状が出るまでにはかなりの時間がかかるのとともに、自覚症状が出てからでは、内側ではかなり進んでいる状態でもあります。本人で気がつくにはハードルが高く、気がついたときにはかなり悪くなっているケースは少なくないため、定期検診を受けて早期発見をする必要があります。

検査を受けないことには発見も難しい糖尿病ですが、現在において国内には既に、約2200万人もの糖尿病の疑いがある人がいます。4割以上は糖尿病治療を受けていない現実もあります。

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